退職代行からキャリア教育を考え直してみた

2024年5月19日

5月も中旬になりました。管理人もGW明けでかなり仕事が忙しくなり、プライベートの時間が確保できず、睡眠時間も不足しているからか、やや疲れ気味です。昔から「五月病」と言われておりますが、日本人の大半の方は、5月中旬には疲れを感じていることでしょう😥

「退職代行」について。今の若者は退職する時にも自分で会社に「辞めます」と言わず、代行会社を使うという話です。代行サービスの先駆けは10年程前から存在しているそうですが、今年は各メディアに取り上げられていることも相まってか、認知度が急上昇。「配属ガチャ」(新人が希望している仕事が叶うような配属先になるか分からない、不確実性をガチャに例えた言葉)にという新語も登場しています。

ここからは管理人の持論。最近の若者は希望がかなわないと直ぐ辞めてしまう、忍耐力がないなど言われておりますが、その一因は、中高生時代から導入されている「キャリア教育」の影響も大きいのではないかと考えています🎓

ひと昔前までは、「日本のために」「よりよい社会のために」「社会に出て役に立てる人に」という教育が一般的できた。画一的な教育を施していたのも事実ですが、その時代は「自分<社会」が当たり前のように刷り込まれていたため、自分の希望や将来のなりたい姿などについて考えることもなく、世間一般で評価されているところに進学・就職し、結婚して子供を持ち、マイホームを購入し、年金で暮らす。が理想とされていたわけです。

近年「自己実現」という言葉や「自己啓発」が一般的になり、教育の世界でも「自分の好きなこと、やりたことは何か?将来やりたいことを実現するにはどうしたらいいか?」と、自分の理想像を考えさせられる「キャリア教育」が盛んに行われております。今の若者は、そのような教育を受けて育ってきた世代なので、「自分の希望通りに人生が進むこと」が何よりも大事だと考えているため、配属ガチャ、自分の希望通りにいかなかったら、キャリアチェンジをするという考え方が浸透しているのではないか、と思っているところです。

長くなってしまいました。退職代行というニュースから、配属ガチャ、キャリア教育について考えてみました。キャリア教育、自己啓発については、もう少し深堀していきたいと思います🤗

~心豊かに生きる~  自己実現も大事だけど、社会に出て役に立つ人間になることもとても大事ですよね😍